2016年7月29日金曜日

梅干し

材料

黄色く熟した梅 3kg(6月中旬から下旬に出回る)
自然塩     梅の18%(3kgの時は540g)
アルコール(焼酎またはアルコール40%以上のウォッカなど) 適量

赤しその葉   梅の10〜20%(3kgの時は300g〜600g)
しそ用の自然塩 しその18%(54g〜108g)

容器 琺瑯、ガラス、陶器など酸につよいもの
落とし蓋  
重り 梅の二倍くらいの重さのもの
  (梅酢が梅の上まであがったら、梅の1/2くらいの重さでいい)
蓋 ホコリよけ なければ新聞紙やラップでも

注意 熟した梅は6月中旬の短期間しか販売しない
   購入したのもが緑がかっていたら、1〜2日常温で追熟させ黄色くする

作り方

  1. 容器類に熱湯を注ぎ、こぼし、その後、アルコールを含ませたキッチンペーパーで拭く
  2. 梅の下手を爪楊枝を使って傷つけないように取る
  3. 梅を水で洗いフキンでふく
  4. 1の容器に、計った塩を少し入れる
  5. ボウルにアルコールを入れ梅を入れ回し、4の容器に並べる。
    一段ごとに、塩を少しふり、また一段と梅をいれ、最後に残りの塩をふる。
  6. 落し蓋をして、重りをのせ、ホコリよけの蓋をする。
  7. 次の日から、1日1〜2回、容器を回すように傾け、梅に梅酢がかかるようにする。
    (4〜5日すると、梅酢が梅の上まであがる)
  8. 2週間ほどしたら、赤しそを用意する。
    葉を茎からとり、水洗いして、半日ほど、ざるにあげて水気をとる(干しすぎると水分が出てこないので注意)
  9. 大きなボウルに8の赤しそと塩の半量を入れ、しっかり揉む。
    でてきた水分は捨てる。
  10. もう一度、残りの塩を入れ、しっかり揉み、でてきた水分を捨てる。
  11. 10に7の梅酢を1カップほど混ぜ、よくほぐし、7の上に赤しそと赤くなった梅酢を入れて軽く混ぜる
  12. 落し蓋、1/2〜2/3くらいの重しをのせ、1日に1回梅酢が全体にかかかるように回し、梅雨明けを待つ
  13. 梅雨が明け、三日以上晴天の続く日がきたら、梅を干す。(7月下旬)
    朝9時頃ざるにくっつかないように並べ干す。梅酢も容器のまま日光に当てる。
    12時頃梅をひっくり返す
    午後3時か4時には梅を梅酢に戻し室内に取り込む。
  14. 次の日(二日目)、また、朝9時には梅をざるに並べ干す。梅酢は保存容器に移し、冷暗所で保存。日中、一、二度上下返す。梅は夜も取り込まず、夜露に当てる
  15. 次の日(三日目)、そのまま梅を干す。日中、一、二度上下返す。夜露に当てる
  16. 次の日(四日目)、しっとりした梅にしたいなら朝に、からりとしたければ日中まで置いて取り込み、保存容器に入れる。
    この時、梅を梅酢にもどしても、もどさなくてもいい。(梅酢にもどすと、みずみずしく酸っぱめになる)日の当らない常温保存でよい。
    できたてすぐ食べられるが、3ヶ月後くらい(11月頭)から塩味がなじむ。
途中、雨が降りそうになったら、干さずに、晴れた日に続きを